空飛ぶピアノのオブジェの秘密を聞かせて!
ステージ上から何やら光る物体がゆっくりと降りてくると思いきや、気づくとMISIAが宙に浮くピアノの前に座って演奏している!
この演出には度肝を抜かれ、神秘的な世界観に引き込まれた人も多いことでしょう。
このピアノの原型はもともと「Holy Hold Me」のプロモーションビデオでMISIAが弾いていたものです。
時計仕掛けのおもちゃのようなオルガンをイメージしてデザインされたピアノが、今回は装飾・電飾ともにパワーアップしてステージに登場。
さらに、ステージの上からピアノを釣るという高度なワイヤーの技術は、
「THE TOUR OF MISIA 2003 KISS IN THE SKY」のオープニング、
“飛行機の翼が開いてステージになる”という仕掛けの時に苦労して作り上げたワイヤーワークが生かされていたのです。
MISIAのライブスタッフが毎回新しいことに挑戦して進化と遂げていくプロフェッショナル集団だということが伺えますね。
ステージデザインについて
2羽の鳥がはばたいているイメージ?
翼の先端まで走ったり大変でしたか?
今回の初のセンターステージということで、ステージの端から端まではかなり移動距離があるため、MISIAもツアー前から気合を入れて体力作りをしていました。
「シップステージ」と呼ばれる移動式ステージの上に乗る場面では、観客席とかなり近い距離で語りかけるように歌ってくれましたね。
また、ステージセットが鳥のように見えるという意見も多く聞かれましたが、確かにもともとフェニックス(不死鳥)をイメージしていたようです。
ステージ上の階段は砂漠の風紋のように精密にデザインされており、その間に仕込まれた照明の効果がまた素晴らしく、スタンド席からは特にステージ全貌が勘能できると評判でした。
今回のコスチュームのイメージ・テーマとか特に凝っている素材などありますか?
今回の衣装担当してくださったのは、いつもMISIAのスタイリングを手がけて下さっている伏見京子さんです。衣装のテーマやポイントを聞いてみましょう。
今回の衣装のテーマは「水」。
ステージを湖として設定し、その湖に浮かぶ水の変化を表現しています。
オープニングはMISIAを湖に浮かぶ「女」に例え、その側にいるダンサーは、「水のしずく」を表現しています。次の衣装は、水に光る「夜の星」。
長いドレスは水が流れる様子を、そしてファイナルにむけて氷っていきます。アンコール衣装はその氷の結晶をイメージしました。
[原田さんの帽子について]
ブラックライトを使用した衣装の場面では、世界的に活躍する帽子デザイナーMisa HaradaさんにMISIAが被るヘッドドレスを作っていただきました。
上品な作品をダイナミックに作っていただいてとてもハッピーです。
原田美砂
1968年愛知県生まれ。英国王立芸術学院卒業。“Misa Harada Millinery”のもとキャサリン・ハムネットやOWEN GASTERなどのショーの帽子を手掛ける。
NEWS LETTER #27 2005年



